“ペアガラスの勧め”   

現状のエネルギー消費量を増やさずに、生活を向上させ快適な住まいにするには

高気密・高断熱住宅は有効な手だてといえます。

住まいは、環境面からもこの高気密・高断熱へ向かって進んでいるようです。


暖熱材を使用し、気密シートをテープで貼り合わせ高気密・高断熱住宅としても

一つ大事なものが残っています。

それは、外壁の開口部……つまり サッシなどです。


Q値なるものがあります。住宅の広告で表示されるケースが増えてきているようです。

このQ値とは、“熱損失係数” のことです。

家の全体から1時間に床面積1u 当たりに逃げていく熱量をいいます。

Q値を算出する時、一番大きく影響してくるのが 外壁の開口部(サッシなど)からの

熱損失です。

日本では、採光を多く取り込もうとサッシを大きくしたり、たくさん取り付けたりする

傾向があります。  屋根や床、外壁の断熱をより高性能にするよりも、サッシなどを

熱損失の少ないペアガラスなどとしたほうが断然有利となります。


サッシなどの外壁の開口部を熱損失の少ないペアガラスにすることが

高気密・高断熱住宅の基本といえるでしょう。


安齋環境設計室一級建築士事務所

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